■年商10億円突破作戦①「心得」
勘の良い人は一瞬で気付いたと思います。
「あれ?年商5億円と年商10億円の記事がある?」と。
では、年商5億円と年商10億円の違いを述べておきます。
答えは簡単です。売上が倍違います。
バカにしているわけではありません。
この倍が非常に難しいのです。
実際、年商80億円まで伸びた時に振り返ると
年商5億円と年商10億円の差が大きすぎたと実感しました。
何よりも注力するポイントがまったく別物になるのです。
プロモーションや集客に注力しているビジネスの場合は、
新しい見込み客が突然集まらなくなる瞬間が来ます。
マンパワーに頼っているビジネスの場合は、
突然人材が事業スピードについて来れない瞬間が来ます。
今まで倍々で頑張ってきた内容が全然通じなくなります。
その時に鍵を握るのは、
「年商5億円までがどこまで自動化できているか?」
という部分です。
ここを冷静に見つめて、
自社の弱点を分析することが大きな分岐点になります。
極論な話、薄利多売のニッチ市場の場合は、
それ以上に売上が伸びないケースがあります。
勇み足の経営者はすぐに「中国市場だ!」なんて叫びます。
ごめんなさい、本当にバカです。
中国市場の場合は掛け金という概念がなく、
商取引の常識部分で壁にぶつかるのはよく聞く話です。
それも大事な情報ですが、もっと現実を知る必要があります。
例えば、2012年に楽天が中国市場を撤退しています。
「パンパースが異常に売れたからいける!」というニュースに振り回される前に
どうして、国内最大手クラスが失敗したのか?を知るべきです。
その楽天は2015年に現地企業への出資という形で再挑戦していますが、
下手をすれば4年も大昔の大失敗を勇み足経営者はしかねないのです。
ただ知らないという理由だけで。
これは極論ではなく、よくある話です。
年商10億円に達する場合、市場でのポジショニング意識は死活問題です。
孫子の兵法にも記載されている
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。」
の言葉の通り、敵を知った上で己を知ることが重要になります。
年商5億円以下の場合は、そこまで知らなくても
勝手に伸びることも全然あります。
しかし、10億円規模になってくると
経常利益率は大きく下がり始めたり、人件費率がおかしくなったり、
歪みが生まれやすい状況になります。
その中でもなるべく安全に、そして確実に、
売上を5億円から倍にするためのステップを随時紹介していきます。